ショコラウサギくんのプレゼント

『もうすぐクリスマス。
シルバニア村のこどもたちは、ツリーにかざる木の実をひろいに森へやってきました。
ペルシャネコの女の子がおちばの中をさがしていると、まっ赤な実がおちています。
「この赤い実はなにかしら?」
「ああ、それはひいらぎの実だよ。」
と、ショコラウサギの男の子。
「かわいい!クリスマスにぴったりね。」
ペルシャネコちゃんはひいらぎの実を手にのせて、うれしそうにながめていました。

そしてクリスマスの日。
ペルシャネコちゃんがパーティーにいくしたくをしていると、コンコン、とドアをたたく音がします。
「どなたですか?」
「サンタクロースだよ!」
ドアをあけると、そこには、サンタさんのふくをきたショコラウサギくんがいました。

「メリークリスマス!」
ショコラウサギくんがさしだしたはこの中には、ひいらぎのブローチ。
あの日、こっそりひいらぎの実をもってかえっていたのです。

「ありがとう、ショコラウサギくん!」
ペルシャネコちゃんは、ブローチをケープにつけると、ふたりで元気よくパーティーへと出かけたのでした。