お母さんはお休み中

(マシュマロネズミのお母さん)

マシュマロネズミのお母さんはいつも元気いっぱい、
とっても明るくてたよりになるお母さんです。

おりょうりが大すきで、
お母さんの考えるレシピは村のお母さんたちにも大人気。
みんなによろこんでもらえるのがお母さんの元気のもとです。

だからお家の中でも外でも、
お母さんは毎日大いそがしでした。

そんなある日、かぞくのみんなが、
「お母さん、いつもありがとう。」
と、おそうじやせんたく、
赤ちゃんたちのせわをひきうけることになりました。

「ゆっくり休んでね。」
と、みんなでドライブに出かけていくのを、
えがおで見おくったお母さん。

「みんなの言うとおり、今日はのんびりしましょう。」
まずはおいしいコーヒーとおかしをよういして、
ソファーにゆっくりこしかけると、すきな本を開きました。

そして、しばらくしずかに本を読んでいたのですが、
まわりにだれもいないと、なんだかものたりなくて、
おちつきません。

ふと思いついてれいぞうこを見ると、
おいしそうな食ざいがたくさん入っていました。
それを見てるうちに、
レシピをつぎつぎと思いついたお母さん。

みんながよろこぶ顔を思いうかべると、
もうがまんができません。

お母さんはキッチンにたつと、
むちゅうでおりょうりをはじめました。

その日の夕方、
「お母さんはおひるね中かな?」
と、そっと帰ってきたかぞくのみんなは、
テーブルいっぱいにならんだごちそうにびっくり。

「お母さん、お休みしてたんじゃないの?」
「そうよ。すてきなお休みのおかげで、
大すきなレシピ作りがたっぷりできて楽しかったわ。」
お母さんはまんぞくそうににっこりわらって言いました。

「それにわたしがもっとすきなことは、
作ったおりょうりをみんなといっしょに食べることよ。」
これにはかぞくぜんいんが大さんせいです。

さっそくみんなでテーブルをかこんで、
にぎやかなホームパーティーがはじまりました。

パーティーのあとで、
「ドライブは楽しかった?」
「うん。こんどはお母さんもいっしょに行こうね。」
「おいしいおべんとうをいっぱいもって行きましょうね。」

すてきなお母さんのおかげで、
お家の中はいつもおいしいおりょうりと、
みんなのわらい声でいっぱいです。

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